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「児玉麻里とサウンドオブピース」による
~児玉麻里と日本文化の魅惑の夕べ~
リスト アカデミー音楽院 大ホール
2009.11.2.


ロンドン在住・ 京都大学 特任教授 野村俊夫


 11月2日にブダペストにあるリスト アカデミー 音楽院で開催された「児玉麻里とサウンドオブピース」による『日本文化の魅惑の夕べ』、オルガンと邦楽と神楽による音楽と舞”の演奏会に同行する機会を得た。同グループのヨーロッパ演奏は最近イタリア・ポーランド・イギリス等から招聘を受け好評を得ている。
東欧諸国の中でも特にハンガリーはここ2年経済的に厳しく、さらに11月1日(日)がお盆の中日にあたる万聖節で2日は代休、前後1週間は学校関係は休日となり、観客動員は極めて困難と言われた中での公演であったが、当日は在ハンガリー日本国伊藤大使・リスト音楽院Prof. Dr. András Batta院長と前代・前前代院長を含む900人の熱心な観客が会場を埋めた。



超満員の聴衆


 前半は琴・尺八の原曲や、フランシス・ザビエルの東洋での困難な布教の足跡をつづる「オルガン・琴・尺の八トリオ」(児玉作)等。




オルガン 児玉麻里



オルガントリオ オルガン児玉麻里・箏須田俊子・尺八岩橋庸一


後半のオルガンと高千穂神楽が協奏する舞台芸術「平和の輪と光」(児玉作)は、“平和の中に舞うウズメを悪者が妨害し、平和の象徴である鏡を奪って逃げる。ウズメは怒って舞をやめると世の中は暗くなる。教育の神、大国主命が剣の舞をもって諌めると悪者は改心して鏡を返し、再びウズメが舞いはじめると世の中は明るくなり、五穀安泰、陽の神・月の神を掲げて 平和を謳歌する”というストーリー。西洋と日本の文化融合の歴史の喜怒哀楽を語り、日波友好を祝うに相応しい曲目内容だった。ハンガリーの聴衆も 息を呑んで魅了されていた。



オルガンと神楽のコラボレーション


 リストが1875年に創立した音楽院の簡素な建物は約1km離れたところにリスト博物館として存続しており、日本からの訪問客も絶えない。今回会場となった音楽院の建物はリストの死後1907年に完成されもので、ブダペストでも有数の目を見張るアール・ヌーボ様式のもの。再来年の2011年のリスト生誕200周年に向け、大ホール等の大がかりな改造工事が始まる。42歳のパイプオルガンも本コンサートを最期に一新されるとのこと。院長から「今回の演奏会はテストで、修複が完成してオルガンも新しくなったら、また来てください」と暖かいお言葉を頂いたという。



挨拶 野村俊夫

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